米ぬかボカシに挑戦!

今日は朝からなんとなくやる気のサスケ。

カーテンを開けてみたらなんと雪でした!!

たいした降りではないのですぐに融けそうですが今日はスナップエンドウ用のマルチを張ろうと思ってたのに困ったな~。早く乾くといいんですけどね。

数日前の話ですが、米ぬかボカシ作りに挑戦してみました~。

1袋15㎏の米ぬかを知り合いのお米屋さんから30袋仕入れてきました。

米ぬかとは玄米を白米に精米する過程で出来る言ってみればお米の皮のカスみたいなもんなのです。メジャーな使い方だと糠づけとかタケノコを茹でる時にあく抜きのために入れるとかありますよね。

手に取ってみるとこんな感じでサラサラで無臭です。

これに水と菜種の油粕を混ぜて発酵させてボカシとするんですが、ボカシって??って感じですよね。有機物を生の状態で土に投入し、間を開けずに作物を植えると土の中で発酵が起こって変なガスが発生したりして作物に生育障害が起こる可能性があるので前もって発酵させた状態にしておくという訳です。「効果をぼかす」みたいな意味で「ボカシ」って言うみたいですね。

今回は半分の15袋22㎏を広げました。

農大時代にたらいで納豆ボカシってのをやってみたことがありますがホントに少量だったので実質初めての挑戦て感じですね。

広げた米ぬかに菜種油かすを混ぜます。

量とかは適当でいいようなのでですが土壌微生物のプロにお聞きしたところ入れすぎは危険ということだったので取り合えず1/2袋の10㎏程を投入することにしました。

これが菜種油かす。

この段階ではサラサラでほぼ無臭。

米ぬかに菜種油かすをまんべんなく混ぜたら水をかけていきます。

均一にかかるように背負い動噴を使用してみましたが細かいミストなのでこの量相手だと埒が明かず途中からホースのシャワーで散水に切り替えました。

水分率40%ほど、手で握ると軽く団子ができるくらいが適正とのことで試行錯誤しながら散水と混ぜ混ぜを繰り返しました。米ぬか自体に油分があるので水をはじいてなかなか浸透しないのと浸透したらしたで重くなるので混ぜるのが結構大変でした💦

こんなんでいいのかな?と思いつつも取りあえずブルーシートをかけて終了。

このあと発酵が始まり、2週間~3週間くらいでボカシとなる予定です。

しかし、途中腐ったような臭いがしてきたらアウトです。

米ぬかを畑に投入することで土壌微生物が活性化して畑の土が良くなるという訳です。あくまでもちゃんとした米ぬかボカシを投入すればですが。微生物が多様化することで土壌病虫害の減少にもなり、作物の食味向上につながるというのが色んな実例で上がってるんですね。

そうこうしている間に先週サス父母でチマチマ播いたスナップエンドウが発芽してきましたよ!!

定植は3月25日過ぎの予定。

今年もいよいよ始まりましたね~!!